前々回,冬の給食サーヴィス記事を掲載したかと思ったら,もう,春の給食サーヴィスの季節です.つまり,半年サボっていたということですが・・・.
今回は,包装紙に才市さんの口あいを三つ載せました.
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夏のように暑いかと思えば、肌寒い日があったりの毎日ですが、いかがお過ごしでしょうか。天気が良くて暖かい日には気持ちも晴れ晴れしますが、雨が降って寒くて暗い日には気持ちもふさいでしまいます。
才市よい うれしいか ありがたいか
ありがたいときや ありがたい なつともないときや なつともない
才市 なつともないときや どぎあすりや
どがあも仕様がないよ なむあみだぶと どんぐり へんぐりしてゐるよ
今日も 来る日も やーい やーい。 (才市さん)
才市さんが「うれしい」とか「なんともない」とか言っているのはお念仏の喜びのことですが、天気によって気分がころころ変わるのも同じこと。
わしのこころの かわりめしれぬ
こころかわりの はやいこと (才市さん)
そんなころころ変わる自分の心に引き回されて怒ったりくよくよしているのが私たちではないでしょうか。
でも、そんな私たちを丸ごと包み込んでくださるのが仏様です。
こころ ころころ ころころで 六字のなかで こころ ころころ
これでたのしみ なむあみだぶつ
どんなに転がっても六字の南無阿弥陀仏から落ちこぼれることはありません。ですから、コロコロ変わる私の心をどうにかするのではなく、そのまま、仏様の手の中でドングリ・ヘングリしながら、春の一日一日を過ごさせていただきましょう。
ささやかですが、安楽寺仏教婦人会からお弁当をお届けします。今回も社会福祉協議会のご援助を頂きました。ありがとうございました。 合掌
二〇一八年四月二十九日
安 楽 寺 仏 教 婦 人 会
( 安楽寺住職 梅田淳敬 記)
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