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「一輪の野花に天界を眺める」(W.ブレイク)
旧ブログ 2012年1月 9日 (月)

ひとつぶの砂に世界を観る
一輪の野花に天界を眺める
汝《なれ》の掌《て》に無限を握れ
そして一刻《ひととき》のなかに久遠を

 私の好きなウィリアム・ブレイクの詩です.ブレイクは絵もいいですね.天使のラッパによって死者が復活する場面を描いた絵のコピーを部屋に張っていたこともあります(あ,私,仏教徒です^^; でも,まあ,近くの真宗寺院の掲示板にこの詩が掲げられているのを見たこともありますので,ブレイクと真宗は通じるものがあるということにしておきましょう).

 このブレイクの詩と前回ご紹介した英詩は同じものを同じ向きから見ているような気がします.それに対し,前回の才市さんの口あいは同じものを反対側から見ているような・・・? う~~ん.違うかな?

【補足】
 ブレイクの詩はマクドナルド(荒俣 宏 訳)『リリス』上巻(月刊ペン社)の「解説」から孫引きしました.
 ブレイクの絵とは,これです(このページの上から3つ目の写真).

コメント

明けましておめでとうございます。
ブログが更新できずに懈怠状態でおります。
日頃家族の夕事に使用している岡崎教務所(三河のですよ)作成の
「同朋唱和勤行集」の巻末にベトナム生まれの僧侶ティク・ナット・ハン
の「一枚の紙に雲をみる」という詩が掲載されています。このブレイクの
詩を読んで、すぐに頭に浮かびました。
寺の除夜の鐘を打ちながら60才の誕生日を迎えました、生まれた当時の素直な人間に戻りたいものですが、悩みは益々募りそうです。握りしめた手を開けば開放されると教えてもらっているのにそれがむつかしいですね。
今年もいろいろ教えてくださいな・・・

破旬さま,遅くなりましたが,
あけまして & お誕生日 & ご還暦おめでとうございます.
(今年がご還暦ということでいいんですよね?).

ここ数日臥せっておりまして,やっと復帰しつつあります.

自分自身が数年後に還暦を控え,還暦と言うのは
なかなか面白い制度(?)だなぁと思うようになりました.
昔なら,完全リセットもできたのではないかと思います.
現在は現役真っ最中だったりして,なかなかそうも
行きませんが.

ことしもよろしくお願いいたします.

で,さっそくですが,「一枚の紙に雲をみる」の詩,
可能なら,もう少し教えていただけませんか?

さすがにあら還世代になると、回復力が低下してきますので、早め早めのケアをするようにお互い気をつけましょう。
「一枚の紙に雲を見る」を私のブログにUPしました。少し中間部分か省略されているかもしれません。コピペをしたらレイアウトがおかしくなっていますがご勘弁を、ではまた お元気で

さっそくありがとうございました.
私がサボっている間にたくさんの記事がupされていたのですね.
http://aidea1ban.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-2ec4.html

近隣の二つのお寺のblogも新年になっていっそう活発になっています.私は今年はヘナヘナ・クダクダで行こうかと・・・.

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