入口小目次> この頁
     口あい一覧  事項索引 
彼岸会
旧ブログ 2010年3月22日 (月)

 昨日(21日)は彼岸の中日,春分の日でした.

 「国民の祝日に関する法律」によると,春分の日は,「自然をたたえ、生物をいつくしむ」日だそうです.戦前は「春季皇霊祭」.春分の日以外にも,戦前の皇室がらみの祝祭日が名前を変えた祝祭日というのは意外と多いようです(因みに,4月29日を天長節,11月23日を新嘗祭と呼ぶ人を知っています.子供の頃の習慣がつい出るらしい.さすがに,11月3日を明治節とは言わないようですが ^_^; ).

 世間では,お墓参りの日でしょうか.

 浄土真宗では,「彼岸とは、念仏の教えをいただいたものが、いのち終えて生まれていく悟りの世界です。彼岸へと続くただ一つの道、念仏の道を歩ませていただく願いに出遇う法要が彼岸会(ひがんえ)です」(本願寺WebPge から).

 当山でも毎年彼岸の中日に彼岸会を行っています.今年はちょうど葬式が入り,21日は本堂で通夜の準備がありましたので,庫裏の仏間で行いました.

 正信偈のお勤めのあと,ご法話,そしてお下がりの牡丹餅を皆で頂きました.

 ちなみに,「お下がり」という言葉は,もちろん仏様にお供えしたお下がりという意味です.法事のお供え物を近所に「お下がりです」と言って配ったら,「お下がり」という言葉は失礼だと言われたという話をインターネット上で読んだことがあります.いろんな意味でウ~~ン,でした.

 お葬式のほうは,近くのお寺のご門徒さんでしたので,導師はそのお寺のご住職が勤められました.しかし,亡くなられたのが,私の同級生のお父様でしたので,いろいろな思いが去来しています.まだ,文章にまとめられませんが・・・.

補足】
 祝祭日については「こよみのページ」 http://koyomi.vis.ne.jp/mainindex.htm を参照しました.ぜんぜん関係ない話ですけど,このページの最初に「季節の花」とその花言葉があるのですが,南天の花言葉は「深すぎる愛」だそうです.ふ~~ん・・・.
 本願寺(西本願寺)は http://www.hongwanji.or.jp/

入口小目次> この頁
     口あい一覧  事項索引