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[才市] あなたは十八 若娘
旧ブログ 2011年9月28日 (水)

わたしゃ七十七で
あなたは十八 若娘
それでも わしが好きだとの
なむあみだぶつ なむあみだぶつ
(楠,二,p.154)

 一読,破顔一笑,というより破顔爆笑.
 確かに,阿弥陀様の本願は第十八願ですから,「あなたは十八」と言ってもいいでしょう.また,阿弥陀様は,いつも私とともにいてくださいます.でも,だからと言って“十八の娘が七十七歳のわしのことを好きだと”とは・・・.
 以前,「南無の肴に 阿弥陀の酒を」という愉快な口あいをご紹介しましたが,それ以上ですね.
 しかし,まぁ,才市さん,こういう発想はどこから出てくるのでしょう.そんなご法話を聞いたのでしょうか.ひょっとして,何か典拠があるのでしょうか.心当たりがありましたらご教示ください.

【補足】
楠,二,p.154:楠恭『妙好人才市の歌 全』の二, p.154(二の第5ノート, 83番).
(2016.08.01 「p.164」としていたのを「p.154」に訂正しました)

コメント

年の差は 加藤茶 異常ですね ビックリ!!
ほんとにどこからこんな発想がでてくるんでしょう?
話は全く違いますが、スカパーで「武田鉄矢の週間鉄学」という
番組をみていたら、東京工業大学の矢部孝教授が地球の近未来
のエネルギーとして マグネシウムの話をされていました。海水を
真水と塩類に分離し、塩類のなかからマグネシウムを作り出し、それを
石油や石炭の代替として使うというものでした。製造に要するエネルギーも太陽光をレンズで集めそれを結晶体を通してレーザーに変えてつかうという方式で、なかなか夢のある話でした、師は5年前まで長年核融合の研究をしていたのだか、それでは間に合わないと研究転換されたそうです、
しかし、その時のレーザー核融合の研究をそのままマグネシウムに生かされたそうです。過去を無駄にせず、かつあらたな発想をする姿勢に感激です。なによりも語り口が楽しげでした。エネルギーも多様性が大切ですね。

こんにちは.
マグネシウム発電の話,初めて聞きました.インターネット上でも話題になっていたんですね.素人目には非常に興味深い話だと思いました.私なりの整理:
 1) エネルギー源は太陽光だが,太陽電池で直接電気に変えるのではなく,熱および太陽光励起レーザーとして利用する.
 2) エネルギー蓄積に水素ではなくマグネシウムを使う.

1と2は,一方がダメでももう一方はokということもあるように思えますので,期待したいところです.電力会社も,エネルギー源の多様化による電力の安定供給なんていってるみたいですから,その言葉,原子力発電の正当化ではなく,新しい技術開発に使って欲しいものです.
 原子力発電は,費用を度外視した研究開発の副産物みたいなものですね.もし,“マグネシウム兵器”みたいなものが究極の兵器としての実用性される見通しがつけば,マグネシウム発電も一気に実用化するかもしれない・・・こめんなさい,夢のある話を汚すような冗談でした.

模型での紹介でしたが、マグネシウムは燃焼中に消そうとして水を掛けると燃焼が激しくなり、大量の水蒸気を発生させるので、簡単な炉で高圧の蒸気を発生させ、タービンを回せば、既存の石油や石炭火力そして原発も原子炉を外してマグネシウム炉を付ければそのまま発電できるとのことでした、何よりも原料は海水ですので日本は大変な資源国となりますね。地球上には1800兆トンのマグネシウムが海水や砂漠の砂に存在するそうで、(石油換算で10万年分?)しかもリサイクルするので、実用化すれば
夢のエネルギーとなるかもしれません。トルコの富豪が既に実用実験にはいったそうです。原発をやめることが出来るなら、なんでもすぐにやって欲しいものです。ちょっと熱くなりました、失礼!!
兵器開発の副産物のように新技術が開発される時代は終わりにしたいですね。才市さんから離れてしまいましたが、下駄の材料を削ったかんなクズをメモかわりに利用して言いたリサイクルの先輩でした。

>下駄の材料を削ったかんなクズをメモかわりに利用して言いたリサイクルの先輩でした

そうか,そうなんですよねぇ.そして,それを「環境にやさしい」なんて気負わずに普通にやっていた・・・どうも,人間は退歩しているような気がしてきます.

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