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チョウ・ウクフィ監督『赦し: そのはるかなる道』(DVD)
旧ブログ 2010年8月24日 (火)

私は今,赦しへと向かうはるかな道のりを歩んでいる.いつかこの道の終わりで,赦しと巡りあうことができるならば,いつの間にか癒された心の中で,再び愛する人々に向かい合う自分にも,もう一度であえるかもしれない.

 標記のDVDが,今日届いていました.先日,あるメールマガジンの紹介を見て,頒価も1000円(+送料)と安かったので,どんなものかと注文してみたものです.今度の土日にでも見ようかと思っていたのですが,同封されていた資料などを見ているうちに,つい,PCにセットして見始めてしまいました(仕事がいっぱいあるのに!).
 書きたいことはたくさんあって,でも,まだまとめきれませんので,取り急ぎご紹介だけ.冒頭に引用したのは映画の最後に流れるナレーションで,家族を殺した犯人を赦す道を,ゆっくりと,よろめきながらも歩み続けるある遺族の方の心情を代弁したものです.

『赦し: そのはるかなる道』(DVD 100分)
製作:韓国SBS(民放)
監督:チョウ・ウクフィ
日本語版製作:死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90
日本語版ナレーション:竹下景子
頒価:1000円(+送料240円)

 メイルで購入を申し込むと,振り替え用紙を同封したDVDを郵送してくれます.また,著作権は放棄しないが,複製,複製の頒布,公の場での上映,貸与を認めるとのことです.
詳しくは,こちらを

 なお,上記サイトより一部抜粋しておきます.

[日本語版の作成・配布を行っている] 私たち「死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90」は、死刑制度の廃止実現をその目的とするNGOですが、この作品は、ご覧になれば分かるとおり、死刑廃止を訴えるために作られた映画ではありません。
   無惨な犯罪の犠牲となった被害者遺族の方々、愛する者を殺された人々の想像を絶する苦痛と喪失感、殺人者と社会に対する憎悪、また反対に、殺した者の許されることのない痛恨。誰しも耐えることができない大きすぎる苦痛に打ちのめされ、それに身悶えし、のたうち回りながらも、それぞれが究極の選択で乗り越えようとする人々。この作品は、死刑という人間の作ったひとつの社会制度に関するものではなく、人間と人間性そのものに関する映画なのです。

コメント

本文を次の通り訂正しました.
竹下恵子(誤)→竹下景子(正)
失礼しました.

はじめまして柴崎と申します。8年前の件で申し訳ありませんが『赦しその遥かなる道」DVDがアムネスティに探してもらっていますが、なかなか返事がきません。そちらでDVDが有りましたら、コピーでもよいので、有料で分けて頂きますか。連絡お待ちしています。

柴崎さま.コメントありがとうございました.

あのDVDは,コピーや配布をしていいようですので,コピーをお送りいたします.数日,猶予を頂けますか.

上には表示されていない柴崎さまのメールアドレス,私の方には届いていますので,後ほど,そちらにお返事差し上げます.

取り急ぎ,簡略なお返事で失礼します.

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