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資料:角のある肖像
若林 春暁 1919年(大正8年)作
1999.12. 5

角のある肖像画(全体)    角のある肖像画(部分)
全体  部分

画家 若林 春暁

地元,温泉津の日本画家.特に鯉の絵で知られる. 才市の家のすぐ近くに住んでいた.

図の右上

釈 秀素(才市の法名)

上部の讃(漢詩)

有角者機 合掌者法   角の有るは機 掌を合わすは法
法能摂機 柔軟三業   法よく機を摂し 柔軟の三業
火車因滅 甘露心□   火車の因滅し 甘露心にあきたる
未到終焉 華台迎接   未だ終焉に到らずして 華台迎接す
  大正九年三月
    宝樹山 謙敬題

□は,という字. “こころよい,満ちる,よい”という意味がある.

この肖像の説明は, 才市って誰? 2をご覧ください.

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